ゼロがつくった家 施工例

Case07 和が薫るこだわりの住まい

武家屋敷のような室内。格子状の窓からは緑がのぞく。

木の素材をそのままに使ったH邸。古き良き日本を思い起こさせる、レトロな室内です。白の壁面に縦横に走るダークブラウンの梁や柱。収納棚や階段にまでに至るこだわりは見事というしかありません。

随所に設けられたダウンライトが懐かしい古屋の雰囲気を醸し出し、落ち着いた印象を住む人に与えます。古材が息づく家にはえも言われぬ包容力と寛容さがあり、素のままの木の柱や梁の入った天井、その感触に包まれて心身ともに開放されていきます。

実際に現地を訪れてみると、随所にうれしいこだわりを見つけることができます。現代的なものが部屋の雰囲気を壊さないようにエアコンが木材で覆われていたり、アンティークなライトがあったりと、プラスアルファの発見が住む人を楽しくさせます。

うってかわって浴室・キッチン・洗面は眩いほどの白。水まわりはホテルのようなすっきりとした造りというギャップが室内にアクセントを与えています。レトロだけれども、現代的な便利さやスタイリッシュさも兼ね備えた、ハイブリッドなこの住宅。

どんな人がここに住むんだろうと想像をめぐらし、住む人の世界観を感じることができるような独創的な住まいです。